米グーグルが、情報技術(IT)を活用した農業支援を手がける新興企業ファーマーズ・ビジネス・ネットワーク(FBN)に投資したというニュースがあったのが2015年5月、
今後、日本でも農業テクノロジー(AgTech, アグテック)への注目が高まっていくと思います。

現在の日本国内ではFinTech(金融関連テクノロジ)の方が盛り上がっているように感じますが、AgTechは、海外ではすでにFinTechと同等かそれ以上の投資を集めています。

今回は、今後注目を集めるであろう日本のAgTech系サービスを取り上げてみましょう。

1. ファームノート
http://farmnote.jp/index.html

酪農・畜産向けの牛群管理システム「Farmnote」。

牛の個体情報の管理をアプリを利用して行うことができます。
発情・繁殖・治療・移動・肥育成績などの活動を入力することで、作業の効率化ができそうです。

IoTならぬ、IoA「Internet of Animals(動物のインターネット)」の世界を目指して、センサーデバイスの開発も行なっているようです。

面白い取り組みなので、今後に期待ですね。

2. テラスマイル
http://www.tera-smile.com/

 

農業経営と地域活性化のためにIT技術を駆使した次世代農家向けのアプリやコンサルティングサービスを提供。

国内スタートアップ企業を支援するインキュベーション・プログラム「IBM BlueHub」にて、第1期最優秀賞にも選ばれたようです(2015年5月)。

3. SEND
https://send.farm/lp

SEND(センド)は、生産者にとっての直接取引・配送プラットフォームです。

4. アグリノート
http://www.agri-note.jp/

Google マップ・航空写真を利用したインターネット上の農業日誌・圃場管理ツールです。
情報共有もできるので、世代を超えたノウハウの伝承や、勘に頼った農業経営にITによる革新をもたらします。

5. PaddyWatch
http://field-server.jp/paddywatch/

高精度センサを用いて、水稲生産に重要な水位・水温を自動計測・蓄積を行ない、
水田管理の効率化とコスト削減を実現します。

6. イノベタス
http://www.innovatus.co.jp/

クリーンルーム内で農薬を一切使わずに野菜を育てています。
多段棚の効率的な設置、栽培用照明にLEDを使用していること等により、栽培日数の短縮、栽培面積あたりの収穫量を飛躍的にアップしています。

7. 農業メディア AGRI IN ASIA
http://agrinasia.com/

アジアの農業の「今」を伝えるメディア

8. トヨタ自動車 農業IT管理ツール「豊作計画」
http://newsroom.toyota.co.jp/en/detail/1571544
トヨタは、自動車事業で培った生産管理手法や工程改善ノウハウを農業分野に応用し、農業の生産性向上に貢献する農業IT管理ツールを開発。

 

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